酵素はわたしたちが生きていくうえで欠かせない存在です。その酵素が不足すると、どうなると思いますか?「ちょっとくらいなら大丈夫」なんて甘く見ていると、思わぬ結果になりますよ。
今からでも遅くはありません。酵素不足を解消して、痩せやすい身体作りをしていきましょう。
アナタは大丈夫?こんな症状があったら酵素不足かも?
最近、体調が悪いな・・・と感じているのなら、酵素が足りていないのかもしれませんよ。アナタに当てはまる症状はありませんか?
- 疲れやすい
- 便秘
- むくみ・冷え性
- 疲れやすい
- アレルギー
- 胃がいたい・胃もたれ
- 肌荒れ
- 頭痛
- 肩こり
- 寝つきが悪い
- 食後に眠くなる
いかがでしょう。もし当てはまるものがないと言って安心するのはまだ早いですよ。現代社会はただでさえ、酵素を消費しやすい環境。もし、これらの症状がなくても酵素不足の可能性があるのです。
ストレス・喫煙・飲酒・寝不足・暴飲暴食・・・現代社会において、避けて通れないものばかりですよね。これらは体内に活性酸素を発生させるのですが、体内にある酵素には、活性酸素を無害なものへと変化させる働きがあります。つまり、活性酸素の発生が高い生活をしている人は、酵素の消費が激しいということ。
では、酵素が不足すると、身体はどうなってしまうのでしょうか?
酵素が不足するとどうなる?
体内には、食べ物を分解して栄養に変える「消化酵素」と栄養を体の隅々まで運んでエネルギーに変える「代謝酵素」があります。
- 消化酵素:食べ物を分解して栄養に変化させる
- 代謝酵素:栄養を運んでエネルギーに変化させる
消化酵素と代謝酵素を合わせて潜在酵素といいますが、人が1日に使える潜在酵素の量は決まっています。こってりしたものや甘いものは、消化するために大量の酵素が必要となるため、本来なら代謝酵素に使うはずの酵素もまわされます。よって代謝酵素が不足することになります。
それでも、酵素の多い生野菜・フルーツ・お刺身を意識的に食べていれば、これらに含まれる食物酵素の力によって、消化酵素の節約をして、代謝酵素の不足を避けることができます。
しかし、普段からインスタント食品やファストフードを食べている場合は、酵素は含まれていないので消化酵素が消費されていくだけです。代謝酵素が不足すると、こんな症状を引き起こします。
- 新陳代謝が下がる
- 免疫力が落ちる
- ターンオーバーしにくくなる
- 血流が悪くなり冷えやすくなる
- 基礎代謝量が低くなり、太る
つまり、簡単にいうなら老化しやすい身体になるということ。風邪にかかりやすく、肌トラブルも起こしやすいです。もっとひどい環境下にいれば、代謝酵素だけでなく消化酵素が不足することもあります。
消化酵素が充分でないと、消化不良で胃もたれが起きやすくなります。さらに、消化しきれなかったものは、悪玉菌のエサとなり腸内で異常発酵してしまうことも。
こうなると、お腹が張りやすくなったり、オナラだけでなく口臭・体臭がキツくなってしまうのです。臭いだけならまだいいものの、異常発酵した毒素が血液にのって全身にめぐってしまうと、肌荒れや疾患を招くことになります。
酵素不足が招く病気・疾患とは
胃のなかで悪玉菌が活性化してしまうと、胃炎・胃潰瘍、最悪の場合は胃がんになります。腸なら、リウマチや多発性硬化症、アトピーや喘息などのアレルギーを引き起こすこともあります。
また、消化不良ということは、当然、便秘にもなりやすくなります。便秘になるということは腸内環境も悪化するということ。
腸は脳の次に神経細胞が多く、第二の脳とも言われる部位。腸内細菌はインスリンや尿酸のコントロールにも影響しているため、腸内環境が悪いと糖尿病や高血圧などの生活習慣病にかかりやすくなってしまいます。
さらに、脂肪燃焼に必要なビタミン・ミネラルも腸から十分に吸収できなくなるため、むくみやすく、肥満につながります。酵素は血流を良くする働きがあるため、不足するとドロドロの血液になってしまいます。血流が悪いとどうなるかというと、動脈硬化はもとより、脳梗塞・心筋梗塞になる恐れも。
- 胃炎・胃潰瘍・胃がん
- リウマチ
- 多発性硬化症
- アトピー・喘息・花粉症などのアレルギー
- 糖尿病・高血圧などの生活習慣病
- 動脈硬化・脳梗塞・心筋梗塞
その生活習慣が酵素を減らしてしまうことも
アナタが普段なにげなくおこなっている習慣が体内酵素を減らしていることも。
朝ごはんは食べるに越したことはありませんが、実は食べ過ぎてしまうと逆に体に負担になってしまいます。午前中は身体のデトックスタイム。朝からしっかりしたものではなく、消化酵素を消費せずに済む果物やヨーグルトなどの食物酵素の多く含まれる食品を意識して食べるようにしましょう。
また、オシャレを意識すぎるあまり、身体に優しくないファッションをするのもNG。とくに首元や足元は冷えやすく、血行不良を招きます。首元・足元を温めてあげることで、代謝酵素が活動しやすくなりますよ。
睡眠不足はもってのほかです。実は消費された酵素は睡眠中に生成されると言われています。とくに午後8時から午前4時は代謝酵素が栄養を使って内臓や骨の細胞を修復するゴールデンタイムと言われています。さすがに午後8時に寝るというのは難しいでしょうが、なるべく早めに寝て身体を休ませてあげましょう。
お酒やタバコも体内の酵素を消費してしまうもの。ほどほどに嗜み、飲みすぎてしまった日は食物酵素で補うようにしましょう。また、適度な運動も大切ですが、激しい運動は活性酸素を発生させてしまうので、ウォーキングや水中歩行などの有酸素運動がオススメ。
また、酵素は36.5〜37度で活性化するといわれています。平熱が36度以下の低体温の人だと酵素の力をフルで発揮することができませんが、酵素は血流を良くし、体温をあげる働きもあるので、飲み続けていくうちに平熱も高くなるでしょう。低体温は免疫をさげるばかりか、発ガン性も高くなるといわれています。
酵素が不足するとどうなるの?まとめ
酵素はわたしたちの身体にとって大切なものばかりが、生きていくうえで必要不可欠な存在であることがわかりました。
酵素が不足してしまうと、便秘や疲れ・肌荒れの体調不良、肥満を招きます。慢性的な酵素不足の場合には重大な疾患を招く危険も。また、日常生活の習慣によっては、限りある酵素を無駄使いしてしまうことも・・・。
酵素不足を解消し充実させるためには、規則正しい生活と意識的な食物酵素の摂取が重要となります。酵素は、その日だけたっぷり補えば良いというものではなく、継続することが大事です。酵素を取り入れて老いの知らない身体を作りませんか?